ジュード・ロウ、米作家トーマス・ウルフを描く映画で、M・ファスベンダーに代わって主演へ

　「天使よ故郷を見よ」などの小説で知られるアメリカの作家トーマス・ウルフを描く映画『ジーニアス（原題） / Genius』に、ジュード・ロウが主役のウルフ役で出演することになったとDeadline.comが伝えた。
　
　本作は、A・スコット・バーグによる著書「名編集者パーキンズ-作家の才能を引きだす」を基に、ヘミングウェイやフィッツジェラルドらの作品を手掛けた敏腕編集者マックス・パーキンズとウルフの関係を描く作品。

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　主役には、マイケル・ファスベンダーの可能性が報じられていたが、ジュード・ロウのキャスティングが決定した模様。パーキンズ役にコリン・ファース、また、ニコール・キッドマンの出演も決まっている。

　メガホンを取るのは、舞台演出家として知られ、ジュード・ロウが主演を務めた舞台「ハムレット」や「ヘンリー5世」の演出を手掛けてきたマイケル・グランデージ。映画『アビエイター』『ヒューゴの不思議な発明』などでアカデミー賞にノミネートされた脚本家ジョン・ローガンが、脚本を手掛ける。

　撮影は、今年秋より開始予定。（鯨岡孝子）