ポール・ウォーカーさんの弟コディ、兄の死をまだ信じられず
ポール・ウォーカーさんの25歳の弟コディが、兄が亡くなったことがいまだに信じられないと語った。
「まだそんなに時間がたっていないから、現実のようには感じられない。映画の仕事をしているときは3、4か月、時には半年間、離れ離れで、電話でしか連絡を取り合わないこともあったから受け止めるにはまだしばらくかかりそうだ」とAP通信社に語っている。
コディはポールさんの死後、ポールさんが2010年に立ち上げた災害救援活動のNPOリーチ・アウト・ワールドワイド(ROWW)のブランド・マネージャーに就任し、兄の遺志を継いでいる。
「兄は僕の匿名性がうらやましいとよく言っていた。『俺は観たい映画も観に行けない。お前はそれができるんだ』とね。でも、兄はとにかく控えめで、謙虚な人生を歩んでいたので、彼の口からそんな言葉を聞くのは不思議だった」と涙をこらえながら語っている。
ポールさんの2人の弟コディとケイレブは、兄が撮り残したシーンで代役を務めるため、映画『ワイルド・スピード』の最新作『ファースト・アンド・フュリアス7(原題) / Fast & Furious 7』を撮影中。映画は2015年4月10日に封切りが予定されている。(BANG Media International)