「ザ・フォロイング」のケヴィン・ベーコン 名声に溺れなかったのは家族のおかげ
ケヴィン・ベーコンは若いころ、有名であることに強い魅力を感じ、名声にとりつかれていたものの、妻キーラ・セジウィックとの間にトラヴィスとソシーが生まれたことで、普通になれたとThe Sun紙に語った。
「セレブであること以外に何も持っていなければ、リハビリ施設行きになるか、死ぬかのどっちかだと思う。有名になると、自分の映画を観たことがあるというだけで人は優しく接してくれる。そんな名声から逃れる方法はまともな人生を手に入れることだ。僕にとってそれは妻と子供たち、そしてわずかな友達だ」とケヴィンは語っている。
俳優としてのキャリアを積んだあとでも、出演映画が続けて失敗作だったときは号泣したこともあると告白。そのような場合、ハリウッド以外の生活が満たされていない俳優は、負のスパイラルに引きずり込まれてしまうそうだ。「セレブであること以外に何もない人は、支えになるものがないんだ」とコメントしている。
55歳になったケヴィンが18歳の自分に言いたいことがあるとすれば、心配をするなということらしい。「エネルギーの無駄だから心配をしすぎるな。あまり自分を真剣に受け止めるな」と言ってあげたいと語っている。(BANG Media International)