『テッド』監督の新作西部劇が公開決定!あのR指定クマも予告で登場!
日本で異例のヒットとなったR指定コメディー映画『テッド』のセス・マクファーレン監督の新作映画『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』が、9月に公開されることがわかった。マクファーレン監督は今作で西部劇に挑戦するほか、主演にも臨んでいる。
同作では、西部開拓時代を生きているのにもかかわらず、銃すら撃ったことのない地味な羊飼いアルバートが主人公。アルバートは決闘からも逃げ出し、オタク友達と愚痴をこぼす日々を送り、ガールフレンドのルイーズ(アマンダ・セイフライド)からはフラれるという、あまりにさえなすぎる男。しかしある日、超一流の射撃の腕を持つミステリアスな美女アンナ(シャーリーズ・セロン)と恋に落ちたアルバートは、西部最悪の大悪党クリンチ(リーアム・ニーソン)から命を狙われるという緊急事態に陥ってしまう。
公開された予告編では何と『テッド』の主人公であるテディベアのテッドが登場。マクファーレン監督と共に見慣れたソファに座ったテッドは、シャーリーズのことを「いい女」と褒めたり、リーアムの出演を聞いて「あのオッサンって……」と言いかけたりなど相変わらず好き放題。
一通りテッドから批評された後ようやく本作の予告編が始まるのだが、こちらもマクファーレン節を強く感じさせるものに。こぶし一個分ぐらいしかない距離にもかかわらず、ビンに弾を当てられずに、自分でなぎ倒してしまうという主人公のダメダメ加減がよくわかる映像となっている。これまでの西部劇のイメージをぶち壊すような作品になりそうだ。(編集部・井本早紀)
映画『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』は9月、TOHOシネマズ日本橋ほか全国公開