『ダークナイト』原案のデヴィッド・S・ゴイヤー、ジェームズ・キャメロンの『ミクロの決死圏』リメイク作の脚本を担当
映画『ダークナイト』『マン・オブ・スティール』などで原案、脚本を手掛けたデヴィッド・S・ゴイヤーが、ジェームズ・キャメロンがプロデュースする映画『ミクロの決死圏』のリメイク版の脚本を担当することがわかった。The Hollywood Reporterが報じた。
1966年に製作された『ミクロの決死圏』は、ミクロの大きさになった科学者が人間の体内に入り込んで病気の治療を行うSFアドベンチャー。第39回アカデミー賞の美術監督賞および特殊視覚効果賞を獲得した。このSF代表作をジェームズ・キャメロンが3D映画としてリメイクすることは、2009年ごろから報じられていた。
しかし、映画『AVP2 エイリアンズVS. プレデター』のシェーン・サレルノ、映画『アバター』の製作総指揮を担当したレータ・カログリディスなど、本作の脚本担当者が次々と変更になり、2011年ごろからはプロジェクトに動きが見られなかった。今回ゴイヤーが脚本を務めることが決まり、再びプロジェクトは動き出しそうだ。
キャストにはウィル・スミス、監督には『ナイト ミュージアム』のショーン・レヴィの名前が挙がったこともあるが、いまだ正式な発表はない。公開までにはまだ時間がかかりそうだが、ゴイヤーが参加することになった新しい『ミクロの決死圏』の完成を楽しみに待ちたい。(宮本裕人)