SKE松井玲奈、キャバ嬢役で映画初主演!遠藤憲一とのW主演作
SKE48兼乃木坂46の松井玲奈が、映画『gift』(6月14日より愛知県限定公開)で演技派俳優・遠藤憲一とW主演を務めることがわかった。松井が初主演作で挑んだのは、弟を守るために虐待する母親を刺してしまうもその弟からは憎まれ、ホストにだまされて借金を抱えたキャバ嬢・沙織という難役。トレードマークだった黒髪を生まれて初めて茶色に染めて撮影に臨むという気合の入れようだ。
本作は、家族も友人もいない孤独な男女を主人公にした感動のロードムービー。自分の身勝手から妻と娘を捨てた過去に苛まれ続けている会社会長・篠崎が「お前の100時間を100万円で買ってやる」と沙織を買い、娘への贈り物=giftを届ける旅に同行させる中で、心を通わせていくさまを描き出す。
映画初主演となる松井は「初めての映画ということでとてもうれしかったのが一番です」と喜びでいっぱいで、遠藤との共演からは「実際に演技を一緒にさせていただけることでとても勉強になりました。教えていただけることもあってとてもうれしかったです」と学ぶことが多かったよう。そんな松井に遠藤は「瞬間で感情が作れる天才肌だと思います。素直にまっすぐ感情を表現していて、いい女優さんだと感じました」と太鼓判を押している。
メガホンを取ったのは、本作がデビュー作となる宮岡太郎。撮影は天候が不安定で雨・雪の連続だったが、沙織(松井)と篠崎(遠藤)の心が通じ合うシーンでは素晴らしい夕日に恵まれたといい、ロードムービーならではのロケーションの美しさも見どころといえそうだ。松井は「年の違う2人の男女がすれ違いながら絆を深めていくその過程を一緒に一喜一憂していただければと思います」と観客に呼び掛けている。(編集部・市川遥)
映画『gift』は6月14日よりコロナワールド系ほかにて愛知県限定公開