香港映画界の巨匠ツイ・ハーク最新作!『判事ディー』前日譚が日本公開!
“香港のスピルバーグ”の異名を持つツイ・ハーク監督が手掛けたアクションアドベチャー『ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪』の日本公開が8月2日に決定し、新たなビジュアルが公開された。中国映画史上最高とされる製作費2億元(約32億円)を費やし、興行収入6億元(約96億円)を稼ぎ出した大ヒット作だ。
映画『ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪』フォトギャラリー
アンディ・ラウが主演を務め、日本では2012年に公開された映画『王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件』の前日譚(たん)となる本作。作家ロバート・ファン・ヒューリックの人気探偵小説「ディー判事」シリーズが原作で、ミステリーと迫力のアクションが交差する、アクションアドベチャーとなっている。
そんな「中国版シャーロック・ホームズ」ともいうべきディー判事が今回挑むのは、海の神・龍王(シードラゴン)の謎。西暦665年、花の都・洛陽に赴任した若き日のディー判事が、10万に及ぶ水軍艦隊の壊滅を起因とする、龍王をめぐる怪奇事件の捜査に乗り出し、やがて異形の怪物をめぐる、悲しくも切ない真実にたどりつくまでを描く。
劇中には巨大なシードラゴンを筆頭に、正体不明の鉄の爪を持つ「醜くも悲しい半魚人」や、大群で襲い来る「毒蜂」、強い毒を持つ呪いの虫「蠱‐こ‐」など、奇怪な化物たちが登場。謎ときだけでなく、巨額を注ぎ込んだツイ・ハーク印の一大スペクタクルにも期待したい。
前日譚(たん)ということで、ディー判事役は、アンディから2009年に台湾で年間視聴率トップに輝いたドラマ「ブラック&ホワイト」のマーク・チャオにバトンタッチ。韓流スターのキム・ボムが事件のカギを握る男・ユエンを演じるほか、Angelababy、カリーナ・ラウらが出演する。(数値などは配給調べ)(編集部・入倉功一)
映画『ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪』は8月2日よりシネマート新宿、シネマート六本木ほか順次公開