ジャニーズWEST桐山、待望の忍者映画出演も「死んだ役なので…」とボヤき節
アイドルグループ、ジャニーズWESTと、関西ジャニーズJr.の次世代を担うメンバーたちが出演する映画『忍ジャニ参上!未来への戦い』特別試写会が8日、都内で行われ、会場を埋め尽くした大勢の女性ファンが出席したメンバーに黄色い歓声を送った。この日は、重岡大毅、小瀧望、平野紫耀、神山智洋、向井康二、桐山照史、中間淳太、森本慎太郎、永瀬廉、大西流星、そして井上昌典監督が来場した。
本作は、昨年3月に公開された『関西ジャニーズJr.の 京都太秦行進曲!』に続く、松竹と関西ジャニーズJr.のコラボ企画第2弾。平和な世に生まれた、メンバーたちふんする江戸時代の駆け出し忍者の奮闘を描いたアクションエンターテインメントだ。
『京都太秦行進曲』のメイキングで、「僕らは男の子なので、忍者の役をやりたい」と桐山が提案したことがきっかけで誕生したという本作。しかし実際に桐山が演じたのは、病により若くして亡くなった、忍者兄弟のカザハ(重岡)とフウト(小瀧)の実の兄ライトという役柄で「忍者として活躍できると思ったのに、台本を見たら(すでに)死んだ役なので……」とボヤく姿に会場は笑いに包まれる。
対照的に重岡は「僕らは忍者役をやって、鎖かたびら、すねあて、小手、頭巾などもつけさせてもらったし、手裏剣も持たせてもらった。テンションが上がりました!」と笑顔だった。
一方、ジャニーズJr.から京本大我と共に本作の撮影に合流した森本は「僕と京本は、笑いのことがわからなかったので、ついていけるのかなと、最初は本当に心配でした」コメント。続けて「でもボケることも(必要)なかったので、ホッとしました」と振り返ると、「イケメンがボケなくていいんです。僕らの仕事がなくなる」(桐山)、「僕ら、ジャニーズトークで打ち解けたよね」(重岡)と返すメンバーたちの姿が、和気あいあいとした現場の様子をうかがわせた。(取材・文:壬生智裕)
映画『忍ジャニ参上!未来への戦い』は6月7日より全国公開