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『ハートブルー』リメイク版からジェラルド・バトラーが降板

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ジェラルド・バトラー
ジェラルド・バトラー - Frazer Harrison / Getty Images

 キアヌ・リーヴス主演映画『ハートブルー』(1991)のリメイク版に出演すると報じられていたジェラルド・バトラーが、撮影開始を目前に降板してしまったようだ。The Hollywood Reporterが伝えている。

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 本作は、プロの覆面銀行強盗団の犯人をサーファーだと推測し、潜入捜査に乗り出すFBI捜査官の姿を描いたアクション映画。キアヌ・リーヴスがFBI捜査官のユタ役、パトリック・スウェイジが強盗団のボス、ボーディ役で出演。相反する立場の男同士による、葛藤(かっとう)を交えた友情の物語が人気を博し、観客から根強い支持を受けている。

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 リメイク版では、キアヌがふんしたユタ役にオーストラリア人俳優のルーク・ブレイシーを抜てき。ボーディ役をジェラルドが務める予定だったが、関係者が同サイトに語ったところでは、創造性の違いから、6月下旬から予定していた撮影を前に降板が決定したという。ジェラルドは、主演映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編の撮影を今年の秋に控えており、スケジュール上の問題もあったようだ。

 急な降板劇となったが、制作会社の米アルコンエンターテインメントは撮影スケジュールを変更せず、代役を立てる予定だという。ジェラルドは2013年に日本公開された映画『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』で実在した天才サーファー、ジェイ・モリアリティの師匠を演じており、ボーディ役を務めるのにこれ以上ないキャスティングともいえたが、出演はならなかったようだ。

 オリジナル版では映画『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー監督がメガホンを取った本作だが、リメイク版では『ワイルド・スピード』などの撮影監督を務めたエリクソン・コアが監督を務める。(編集部・入倉功一)

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