キーファー・サザーランド、「24」新作はこれまでで最高の出来!
テレビドラマ「24 TWENTY FOUR」の新シリーズ「24:リブ・アナザー・デイ(原題) / 24: Live Another Day」の第1エピソードの特別試写会で、ジャック・バウアーを演じているキーファー・サザーランドがスタッフへの思いを語った。
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キーファーによると、ジャック役から離れることには何の戸惑いもなかったらしいが、8年間一緒に過ごしてきたスタッフとの別れは非常につらかったという。「スタッフの98%はこの番組がスタートした初日から、終わりを迎える最終日まで一緒だった。8年の間には、確か32人の子供が生まれて、42人が結婚したんだ。陳腐に聞こえるかもしれないけど、僕らはまさに家族なんだ」と語っている。
キーファーはカメラマンの一人、ガイに別れを告げた時にお互いに涙ぐんでしまったエピソードも紹介。「彼のハンドヘルドカメラの技術は素晴らしく、僕のこれまでの人生の中で見た最高のものだった。すごく才能のある俳優と一緒に仕事をしているかのようだったよ。最後に握手をしたとき、『君と一緒に仕事ができて光栄だった』と言いたかったんだけど、唇が震えて、目をそらしてしまった。彼も同じだったよ」とコメント。
番組が終わって何よりも残念だったのは、一緒に仕事をしてきたキャストとスタッフに会えなくなることだったそうだ。ジャック・バウアーでなくなることについては、「あのキャラクターを恋しいと思えば、自宅で衣装を着ればなんとかなる。それよりも仲間が恋しかったよ」とも言っている。
シリーズの脚本家ハワード・ゴードンからシリーズ復活を聞いたときは驚きを隠せず、これまでのレベルに達せないのではないかと心配もしたとのこと。しかし、ロンドンを拠点とした新シリーズはこれまでで最高の出来だそうだ。
「新シリーズを撮り終えるところまで来ている今、やることにして本当に良かったと思っている。とにかく素晴らしい経験だった。『24 TWENTY FOUR』の中では最高のシーズンになったと思う」とキーファーは語っている。(BANG Media International)