『ウルヴァリン』は『3』で完結か　主演ヒュー・ジャックマンが示唆

　SF映画『X-MEN』シリーズに登場する人気キャラクターをフィーチャーした映画『ウルヴァリン』が次回作で完結するかもしれない。主演のヒュー・ジャックマンがSFXのインタビューで示唆した。

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　『ウルヴァリン』は、『X-MEN』シリーズのメインキャラクター・ウルヴァリン＝ローガンを主人公に据えたアクション映画シリーズ。2009年に『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』が発表され、昨年には日本を舞台にした第2作『ウルヴァリン:SAMURAI』が公開。いずれも大ヒットを記録し、昨年11月には20世紀フォックスが新作の製作に着手したと報じられていた。

　ウルヴァリン役のヒューは、製作に向けての話し合いがあることを認めると、「僕は前作でこのシリーズのあるべき方向がわかった気がするんだ。もしも次回作があるとしたら、99.9パーセント、それが最後の作品になるだろうね」とシリーズの完結を示唆した。

　とはいうものの、現時点でヒューはまだ出演契約を結んでいないとのこと。『ウルヴァリン:SAMURAI』のメガホンを取ったジェームズ・マンゴールドが脚本開発には関わっており、これには「ジム（ジェームズ）と一緒に働くのは本当に楽しいことだ」とヒューも大喜び。次回作は日本ではなく、どこか別の場所を舞台にすることを考えているという。

　ヒューにとってウルヴァリンは2000年の『X-メン』以来、15年近くにわたって演じてきたハマリ役であり、『ウルヴァリン』はもちろん『X-MEN』シリーズにも欠かせないキャラクター。今年には本編シリーズ最新作『X-MEN:フューチャー＆パスト』の公開も予定されており、そこでもウルヴァリンがキーキャラクターになることが明かされている。（編集部・福田麗）