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阿部寛、『テルマエ・ロマエII』がパートI超えの好スタートに満面の笑顔! 上戸は「天狗な気分」

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好スタートに大満足の様子の(左から)武内英樹、阿部寛、上戸彩
好スタートに大満足の様子の(左から)武内英樹、阿部寛、上戸彩

 11日、映画『テルマエ・ロマエII』大ヒット御礼舞台あいさつが、TOHOシネマズ日劇にて行われ、阿部寛上戸彩武内英樹監督が登壇した。公開から15日間で動員223万人、興行収入28.7億円を記録し、大ヒットした前作以上の好スタート(前作対比103.7%)を切ったことに、阿部は「前作を超えたいと思ってやってきたのでうれしい」と感無量な表情を浮かべた。

阿部寛、『テルマエ・ロマエII』がパートI超えの 画像ギャラリー

 興行収入59億を超える大ヒットを達成した前作を超えるスタートを切ったことに阿部は「(パートIIの)台本を読んだ時点ですばらしいものになると思ってやってきた」と自信をのぞかせると、上戸も「通常パートIを超えるのは難しいと言われていますが、阿部さんの顔芸もパワーアップしていたので(阿部演じる)ルシウスについていくしかないって思っていました。結果を聞いて天狗になってしまいそうですね」と喜びを爆発させた。

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 国内での大ヒットばかりではなく、イタリアや台湾の上映でも大きな反響を得ている映画『テルマエ・ロマエ』シリーズだが、前作に続きパート2もイタリアでの配給が決定。阿部は「どこの国で上映しても尋常じゃない喜び方をしてくれるので、世界的に(テルマエ・ロマエの)ギャグが通用するんだなって思いましたよ」と感慨深げ。上戸も「ナポリに行かせていただいた時に、2000年前からこの地にお風呂の文化があったことを知り、カルチャーショックを受けました」と本作ならではのワールドワイドな展開に目を輝かせていた。

 この日は、お風呂文化への多大なる貢献が評価され、全国浴場組合から感謝状が贈られることになった。感謝状を手にした阿部は「子どものころに数回銭湯に行ったことがありますが、天井の高さや富士山の絵など、今でも鮮明に覚えている。日本の文化としてなくなってほしくない」と近年苦戦している銭湯業界へ力強いエールを送った。

 本作は、ヤマザキマリの人気コミックを阿部寛主演で実写映画化した映画『テルマエ・ロマエ』の続編。新たな浴場建設を命じられたルシウス(阿部寛)が、日本と古代ローマを行き来しながら、理想の大浴場を建設する姿を描く。(磯部正和)

映画『テルマエ・ロマエII』は全国東宝系にて公開中

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