寺尾聰、大河で41年ぶり家康役!
俳優の寺尾聰が、現在放送中のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に徳川家康役で出演することがわかった。寺尾が大河ドラマで家康を演じるのは「国盗り物語」(1973)以来41年ぶり。「国盗り物語」で若かりし家康を好演した寺尾が、「軍師官兵衛」では辛酸をなめつくした老獪(ろうかい)なたぬきとなる。
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寺尾は「当時、大先輩たちに囲まれ息をするのもはばかられるような緊張感の中で、自分なりに考えた若かりし家康を一直線に演じていました。それから42年、さまざまな経験を積んだ今の家康にどうつなげることができるか、今回演じる上での挑戦です」とコメント。主人公・黒田官兵衛役のV6岡田准一とは初共演となるが、「寡黙で口数少ない家康が発するひと言ひと言に何か含みを持たせながら、家康の存在を通して、官兵衛をより魅力的に映し出すことができたらおもしろくなるだろうと思っています」と期待を寄せている。
「軍師官兵衛」は、地方豪族の家老が、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という三大武将の下で重用されながら、天下一の軍師へと変貌していく姿を描くドラマ。信長は江口洋介が、秀吉は大河ドラマ「秀吉」(1996)以来18年ぶりの秀吉役となる竹中直人が演じている。(編集部・市川遥)
大河ドラマ「軍師官兵衛」は毎週日曜午後8時よりNHK総合で放送中
家康役の寺尾は第27回(7月6日放送)より登場