『APPLESEED』最新作、中田ヤスタカがメインテーマを担当!
「攻殻機動隊」などで知られる士郎正宗の人気コミックを再び映画化する『APPLESEED ALPHA』のメインテーマを、音楽プロデューサーの中田ヤスタカが手掛けることがわかった。
本作は、士郎が1985年から発表していたSFアクション漫画「アップルシード」が原作。22世紀の近未来都市オリュンポスを舞台に、特殊部隊所属の女性戦士デュナンと、彼女の恋人でサイボーグとなったブリアレオスが、さまざまな陰謀に立ち向かう姿を描く。かつて『APPLESEED アップルシード』『エクスマキナ』で映画化に挑んだ荒牧伸志が再び監督を務め、今夏、北米やヨーロッパを皮切りに、各国におけるリリースを予定している。
前2作でもBoom Boom Satellitesやコーネリアス、m-flo、細野晴臣といった一流ミュージシャンたちの楽曲を使用し、音楽も話題を集めてきた同シリーズ。今回はPerfume、きゃりーぱみゅぱみゅなどのプロデュースに加え、CAPSULEとしてのアーティスト活動でも知られる中田ヤスタカがメインテーマを書き下ろした。
さらにDJ FUMIYA(RIP SLYME)、RAM RIDERほか国内外から12組のアーティストが楽曲参加。その多くが書き下ろし曲を提供しているといい、サウンドトラックは、きゃりーをはじめ、神聖かまってちゃんなどが所属するレーベルunBORDEからのリリースを予定している。
映画版「アップルシード」について、「士郎正宗さんの原作が柱にあること」そして「一番の音楽アーティストたちとコラボレートすること」を変わらない姿勢として貫いてきたという荒牧監督は、今回の楽曲に「本当にありがたいことにとってもすてきなアーティストが集まってくれた。しかもほとんどがこの映画のための書き下ろし曲! これを聴いたら映像作る方にもムダに力が入るってモンです」と気合を入れている。