トム・クルーズが日本縦断!1日で東京、大阪、福岡を回る
トム・クルーズが主演最新作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のプロモーションのため来日し、1日で東京、大阪、福岡を回るという過去最大級のファンイベントを実施することがわかった。ハリウッドスターがファンサービスで日本中を回るのは史上初。『ラスト サムライ』(2003)では京都・二条城で先行試写会、『コラテラル』(2004)では日本シリーズの始球式、『M:i:III』(2006)では新幹線一車両を貸し切ってファンと交流……と数々の記憶に残る来日キャンペーンを行ってきたトムにとっても、1日3都市でのキャンペーンは初めてのことになる。
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、桜坂洋のライトノベル「All You Need Is Kill」の映画化作品。人類と侵略者の戦いに身を投じた兵士(トム)が不可解なタイムループにとらわれ、「目覚める・戦う・死ぬ」のサイクルを繰り返すことでスキルアップしていく姿を描く。
前作『オブリビオン』(2013)以来、1年1か月ぶりにして記念すべき20回目のプロモーションでの来日となるトムは、6月26日と27日に日本キャンペーンを実施する。中でも26日には物語の鍵となる「ループ」にちなんで、東京を出発し、福岡、大阪を回って再び東京に戻ってくるという、移動距離は直線距離にして1,771キロメートルに及ぶ“ループ・キャンペーン”に挑戦。ジャパンプレミア&レッドカーペットイベントを行う東京に加えて、大阪、福岡でもファンサービスを行うといい、史上最大数のファンとの交流となる可能性も高そうだ。
トムは5月末に、イギリス・ロンドン、フランス・パリ、アメリカ・ニューヨークの3か国3都市を1日で回るツアーを敢行予定。一方の日本では1日で3都市を回ってくれるということで、親日家として知られるトムが日本のファンを大切にしていること、また本作の原作が生まれた国である日本への並々ならぬリスペクトが伝わってくるといえるだろう。
また、ダグ・リーマン監督とプロデューサーのアーウィン・ストフもトムと共に来日し、“ループ・キャンペーン”を行った翌6月27日に東京で記者会見を開くことも決定している。(編集部・市川遥)
映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は7月4日より新宿ピカデリーほか全国公開