実写&CGのドイツ版『ピノキオ』が日本初公開!
今年で22回目を迎える日本最大の子供たちの世界映画祭「22nd キンダー・フィルム・フェスティバル」のオープニング作品に、日本初公開となるドイツ版実写映画『ピノキオ』が選ばれたことがわかった。
同映画祭は、世界三大映画祭の一つであるベルリン国際映画祭の児童映画部門協力の下、1992年にスタート。今年は8月13日から17日まで東京・調布市グリーンホールで開催される。
オープニング作品に選ばれた『ピノキオ』は、実写とCGのコラボレーションにより、クジラのおなかのシーンなど実写化不可能と思われていたシーンも色鮮やかに表現。同映画祭では字幕の読めない小さな子供たちのために、本作を含めた全ての海外作品は「ライブシネマ」と呼ばれる、声優が観客の目の前で吹き替える手法で上映される。同作の「ライブシネマ」には戸田恵子、中山秀征、内田恭子、ルー大柴らが挑戦する予定。
同映画祭のチェアパーソンを務める戸田は、「子供向けといっても、実は大人が感動する本当にすてきなハートウオーミングな作品ばかり。映画祭ならではの会場が一つになって沸く感じ……『みんなで映画を観る醍醐味(だいごみ)』も体感してください」と映画祭の魅力について語っていた。(編集部・井本早紀)
「22nd キンダー・フィルム・フェスティバル」は8月13日から17日まで東京・調布市グリーンホールで開催