『オーメン』続編がテレビシリーズ化!
テレビドラマ「ウォーキング・デッド」の製作総指揮を務めていたグレン・マザラが、映画『オーメン』(1976)の続編となるテレビシリーズを米ケーブル局Lifetimeで製作するとThe Hollywood Reporterが報じた。
「ダミアン(原題) / Damien」と題される本作は、過去にとらわれながらも大人になったダミアンが、恐ろしい出来事に直面しながら、自分が悪魔の子であるという真の運命と向き合っていくというストーリーになるとのこと。脚本はマザラが執筆するという。
1976年のオリジナル版、映画『オーメン』のヒット後、続編『オーメン2/ダミアン』『オーメン/最後の闘争』が製作され、このほかに、アメリカでは「オーメン4」がテレビ映画として放送され、1995年にはテレビ映画「ザ・オーメン(原題) / The Omen」も製作された。
1995年版はテレビシリーズ化も検討されたが、実現しなかったとのこと。その後、2005年にビル・プルマン主演のテレビミニシリーズ「黙示録 ~神の暗号を解く」が製作され、2006年にはリメイク版の映画『オーメン』が封切られている。
アメリカでは映画『ローズマリーの赤ちゃん』『13日の金曜日』などがテレビシリーズ化され、また映画『サイコ』の前章譚(たん)を描いたテレビドラマ「ベイツ・モーテル(原題) / Bates Motel」や「ハンニバル」などの新シーズンにもゴーサインが出ている。ハリウッドではちょっとしたホラードラマ・ブームが起きているようだ。(澤田理沙)