松山ケンイチ、沖縄で突っ走る!新作映画でSABU監督と再タッグ
俳優の松山ケンイチが、新作映画『天の茶助』に主演し、メガホンを取るSABU監督と『うさぎドロップ』以来となるタッグを組むことがわかった。ヒロイン役は女優の大野いとが務めるほか、SABU組常連の大杉漣と寺島進、さらに伊勢谷友介、玉城ティナなど、個性あふれる豪華キャストが出演する。
SABU監督が初めて執筆した小説を、自ら映画化する本作。大勢の脚本家が、地上の人々の“人生のシナリオ”を書いている天界で、お茶くみ担当を務める主人公・茶助(松山)が、死ぬ運命にある地上の女性・ユリ(大野)に好意を抱いたことから天界を抜け出し、彼女を救うために奮闘する姿を描いたファンタジー仕立ての感動ラブストーリーとなる。
全編沖縄県ロケを敢行し、同県の大学や企業の協力も仰ぎながら、エキストラを募集する試みにもチャレンジ。来月中旬からの撮影を目指して準備が進行しており、松山は「またSABUさんと一緒に仕事ができることをとてもうれしく思っています。強さと優しさとかわいさを兼ね備えた役なので、全て表現できるように突っ走りたいと思います」と意気込みを語っている。
製作はオフィス北野が担当し、松竹と共同配給。SABU監督は「できたらすごいけど何やかんや難しいだろうと思っていたのに、松山ケンイチ君の『やります』の一言とオフィス北野の市山(尚三プロデューサー)さんの『やりますよ』の二つ返事に驚愕。お二人ともすごい人です」と感謝。豪華キャストの参加にも、「すごい人の所にはやっぱりすごい人たちが集まるもので、今もまだ集まり続ける中、間もなく撮影開始です」と語りながら、「すごい映画になります」と自信をのぞかせている。(編集部・入倉功一)
映画『天の茶助』は2015年全国公開