有名デザイナー、マーク・ジェイコブスが映画デビュー作で超悪オヤジに!出演シーンが公開
SNS上の問題を扱った映画『ディス/コネクト』の本編一部映像が公開され、同作で映画俳優デビューを果たした有名ファッションデザイナーのマーク・ジェイコブスの演技が初披露された。
本作では、SNS上の嫌がらせが原因で自殺未遂を起こし意識不明になった少年の親とその加害者の少年親子を中心に、人々の心にあるつながりへの欲求を描く。映画『マーダーボール』のヘンリー=アレックス・ルビン監督がメガホンを取り、映画『マイレージ、マイライフ』のジェイソン・ベイトマンや、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のポーラ・パットン、テレビドラマ「トゥルーブラッド」のアレキサンダー・スカルスガルドらが出演している。
マークは、違法ポルノサイトで働く少年たちを束ねるボス、ハービー役で出演。ルビン監督いわく、普段のマークは「愛らしくスイートで、声を荒げたりもしない穏やかなタイプ」のようだがそのイメージから一転、腹に一物抱えていそうな表情で少年たちを見定める悪オヤジを演じている。
堂々の俳優デビューを飾ったマークだが、どうやら劇中で着用した衣装には、ファッションデザイナーとして物申したい部分があったようで、「十字架が刺しゅうされた趣味の悪いディスコシャツに、アシッドウォッシュで股上の深い“お父さん”ジーンズ。僕はそもそもデニムをはかないしね……」と不満をぶちまけていた。
そのダサダサファッションぶりにはマークの周りの関係者も驚いたようで、「キャバレーの踊り子姿の僕を見ても眉ひとつ動かさなかった僕のデザインチームが映画の衣装を身に着けた僕の姿に笑いが止まらなかったよ」とも振り返っていた。そんな貴重なマークの姿が見られるのは本作だけかもしれない。(編集部・井本早紀)
映画『ディス/コネクト』は5月24日より新宿バルト9ほかにて公開