ヒュー・ジャックマン、剛力彩芽に『X-MEN:ミュージカル』を提案!
俳優のヒュー・ジャックマンが27日、映画『X-MEN:フューチャー&パスト』のプロモーションのため来日し、六本木ヒルズアリーナで行われたジャパンプレミアに出席。本作でオスカー女優ジェニファー・ローレンスふんするミスティークの日本語吹き替え声優を務めた剛力彩芽とも初対面を果たし、歌と踊りが得意な剛力に「次はぜひ、『X-MEN:ミュージカル』でも作りましょうか」と提案する一幕もあった。
ヒューは登場するなり手を高々と上げ、「コンニチワ」と日本語であいさつ。「日本に戻って来られるのを楽しみにしていました。オリンピック開催もおめでとうございます」とファンへメッセージを送ると、本作について「今までで最高の敵も現れる素晴らしい作品。感動もあり、ユーモアもあり、キャストもこれまでで最高のメンバーが集結しています。最高の出来!」と熱くアピールした。
また、ステージ上に突然現れた「ミスティーク」とスモークの中で入れ替わるという派手な演出で登場した剛力を「ブラボー」と迎えたヒュー。剛力はヒューを前に「すごく緊張しているんです。直前に(ヒューに)あいさつをした時、緊張していることを伝えたら、すごく優しくて『大丈夫』と言ってくださいました」とコメント。ヒューからは「彩芽さんは歌も踊りもできますね。次はぜひ、(剛力を加えて)『X-MEN:ミュージカル』でも作りましょうか」とご機嫌だった。
ヒューの来日は昨年8月の『ウルヴァリン:SAMURAI』のプロモーション以来9か月ぶり。この日は成田に到着すると、ヘリコプターで六本木まで移動。イベント後ステージを降りると集まった一般客700名のもとへ歩み寄り、サインや写真撮影にも笑顔で応え、「僕は日本が大好き。これからも何度も何度も日本に戻って来たい。いつも温かく迎えてくれて本当に感謝しています」とコメントを残して会場を去った。
本作は、「未来(2023年)」と「過去(1973年)」の二つの時代を舞台にX-MENのメンバーが総出演するシリーズ集大成的な作品。(取材・文:名鹿祥史)
映画『X-MEN:フューチャー&パスト』は5月30日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国公開