三谷幸喜『清須会議』が初登場1位!続編公開『ウシジマくん』も上昇中!
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5月19日付のTSUTAYAレンタルDVD / ブルーレイランキングでは、三谷幸喜監督作『清須会議』が初登場首位を獲得した。
三谷監督が、書き下ろし小説を自ら映画化した本作。本能寺の変で織田信長が死去した後、柴田勝家や羽柴秀吉ら家臣が後継者をめぐり一堂に会した「清須会議」の舞台裏を描く。勝家を役所広司、秀吉を大泉洋が演じ、佐藤浩市、妻夫木聡、浅野忠信、伊勢谷友介、鈴木京香、中谷美紀ほか豪華キャストが集結した群像時代劇だ。前作『ステキな金縛り』がレンタルでは初登場3位だった三谷作品だが、勢いを取り戻した。
2位は先週と同じく『ゼロ・グラビティ』。ブルース・ウィリス主演『REDリターンズ』は首位から1週で陥落したが、そこはレンタルに強いアクション映画。3位にとどまり勢いをキープしている。
11位以下で注目なのは、13位『パイオニア』で先週23位から急上昇。海底500メートルで作業をしていた兄弟ダイバーが事故に巻き込まれる深海スリラーだ。監督はノルウェーのエーリク・ショルビャルグで、クリストファー・ノーラン監督作『インソムニア』のオリジナル版を手掛けた人物。人気スターが出演しているわけではないが、TSUTAYA限定のレンタル商品ということもあり、コアユーザーの関心を高めたと思われる。
また20位には、先週37位からアップした『闇金ウシジマくん』が登場。2作目が16日から公開されており、幅広いユーザーから注目を浴びているようだ。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)
1位『清須会議』(初登場)
2位『ゼロ・グラビティ』(2位)
3位『REDリターンズ』(1位)
4位『そして父になる』(3位)
5位『謝罪の王様』(4位)
6位『ハンガー・ゲーム2』(5位)
7位『47RONIN』(6位)
8位『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』(8位)
9位『ルームメイト』(7位)
10位『悪の法則』(10位)
今週は、21日にSF映画『エンダーのゲーム』と長澤まさみ&岡田将生が出演した恋愛映画『潔く柔く きよくやわく』がレンタル開始となる。これらが『清須会議』の連続首位を阻むのかに注目したい。(取材・文:相良智弘)