失業中の父親が車いすの息子とトライアスロンに挑む…フランスの感動作が公開
車いすで生活する大富豪と黒人青年との友情を描いた映画『最強のふたり』を送り出したフランスが新たに生み出した感動作『グレート デイズ! -夢に挑んだ父と子-』が8月29日に公開されることが決まった。
本作は失業して久しぶりに自宅に帰った父親と、脳性まひの障害のため車いすの生活を送る17歳の息子の2人を主人公に、彼らがトライアスロンの中でも最難関といわれるアイアンマンレースに出場する様子を描く。
一生懸命な息子と不器用な父親がさまざまな困難を乗り越えていく姿は観る人の心を揺さぶったようで、公開するやいなやフランス国内最大手の映画サイトには「エネルギーに満ちあふれている」「断固として前向き」などと絶賛する書き込みが躍った。
日本映画『カンゾー先生』にも出演したフランスの名優ジャック・ガンブランが父親を演じ、息子役には気鋭の新人ファビアン・エローがオーディションで選ばれた。監督はパリ・オペラ座の裏側を捉えたドキュメンタリー映画『エトワール』で高く評価されたニルス・タヴェルニエが務めている。(編集部・井本早紀)
映画『グレート デイズ! -夢に挑んだ父と子-』は8月29日よりTOHOシネマズ日本橋ほかにて全国公開