国立競技場“最後の瞬間”を生中継!ゴン中山がナビゲート
5月31日に50年以上の歴史に幕を下ろす国立競技場の最後の瞬間が、テレビ番組「緊急生中継!さよなら国立競技場」(TBS系列)で生中継されることがわかった。
1958年に建築され、1964年の東京オリンピックのために改築されて以来、サッカーや陸上などの数々の名勝負が繰り広げられたほか、有名アーティストのコンサートにも利用されてきた国立競技場。同番組では、数万人の前で聖火が消える歴史的な瞬間や、感謝の気持ちを込めて打ち上げられる数百発の花火などの様子を完全生中継するとのこと。
番組のナビゲーターを務めるのは、ゴン中山の愛称で知られる元サッカー選手の中山雅史に決定。自身の所属していたジュビロ磐田の試合ではもちろん、サッカー日本代表がFIFAワールドカップに初出場したフランス大会のアジア地区予選のカザフスタン戦などで国立の舞台に立ってきた男が、国立の最後を見届ける。
また同番組内では、国立競技場で行われた懐かしの名場面も放映する予定。1964年の東京オリンピックの開会式で、五輪の輪を航空機の煙で描くという無謀な挑戦を成功させた航空自衛隊ブルーインパルスの映像などの貴重な映像も公開されるという。(編集部・井本早紀)
テレビ番組「緊急生中継!さよなら国立競技場」は午後9時よりTBS系列にて放送