ブレイク必至！注目女優ベラ・ソーン、ドリュー・バリモア＆アダム・サンドラーからコメディーを学ぶ

　ディズニー・チャンネルのテレビシリーズ「シェキラ!」で人気を博し、今後映画界でもブレイク必至の注目女優ベラ・ソーンが、新作『ブレンデッド（原題） / Blended』と自身について語った。

　本作は、共に子持ちのローレン（ドリュー・バリモア）とジム（アダム・サンドラー）の初デートがうまくいかず、お互い二度と会わないことを決意するが、ジムの上司が恋人とのアフリカ旅行をキャンセルしてジムに譲ったことで、偶然にもその上司の恋人の友人であるローレンと彼女の家族と強制的に1週間を過ごすハメになるというコメディー。ベラは、ジムの長女ヒラリーを演じている。

　年齢の近いヒラリー役と自身を比べて「わたしが演じたヒラリーはおてんばだけれど、わたし自身は（めったに休暇がないため）休日は家でゴロゴロしながら、ネットフリックスで映画を鑑賞していることが多いわ。今作では、おてんばなキャラクターに合わせて髪型も短めにしているの。女性にとって髪を急に短くすることは恐怖ではあったけれど、幸いにも共演したドリューが髪に良いサプリをくれて、今は元の状態に戻ったわ」と明かした。

　女優経験の長いドリューとの共演は「アダムとドリューからコメディーの要素を学んだの。特に彼らのコメディーの（笑わせる）タイミングはわたしと少し異なっているけど、彼らのタイミングに合わせてできて、面白くなっているわ。本来のわたしは、俳優兼スタンドアップ・コメディアンで、今作の共演者ケヴィン・ニーロンみたいなドライなコメディーが好きなの。でも、アダムとドリューからはいろいろ教わり、より幅広い役に挑戦できることも学んだわ」と出演に満足しているようだ。

　「シェキラ!」で人気を博し、ティーンエイジャーに頻繁にそのスタイルをマネされるベラだが、彼女が気になるスターのスタイルは「クラシックのスタイルを着こなせ、スタイルも良いブレイク・ライヴリーね。彼女はいつ見ても素晴らしい格好をしているわ」とのこと。また、子供の頃の夢については「特に理由はないけれど、子供の頃はバレリーナになりたかったこともあった」と答えた。人前で演じることは好きだったようだ。

　ベラには、映画『悪魔の棲む家』の3度目の映画化の主演が控えていて、今後ますますの活躍が期待される。映画は、ドリューとアダムの掛け合いが面白く描かれている。（取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki）