「ゆうとくん」長友佑都選手、劇場のファンにワールドカップでの活躍を約束!
サッカー日本代表の長友佑都選手がモデルの主人公が活躍するアニメーション映画『劇場版 ゆうとくんがいく』の完成披露試写会が28日、都内で行われ、出席したお笑いタレントのレイザーラモンHGと6人組女性アイドルグループのフェアリーズが、「2014 FIFAワールドカップ」を控える長友選手へ熱いエールを送った。
同作は長友選手が監修した短編アニメ「ゆうとくんがいく」の劇場版。フェアリーズは同作の主題歌を担当しており、長友選手が出場した、昨晩のキリンチャレンジカップ「日本-キプロス戦」も6人そろって観戦。メンバーの藤田みりあは、「やっぱりこのアニメのこともあってか、みんな長友選手のことばっかり見ていました! いつか6人で、今度はスタジアムで応援できたらいいな、と思っています」と語った。
また小、中、高等学校でサッカー部に所属し、この日は「長友選手非公認」宣伝隊長という名目で登壇したHG。やはり昨日の試合を観戦していたといい、長友選手について「合宿で疲れているでしょうに、すごい運動量を見せていましたよね! すばらしいです」とそのプレイを絶賛していた。
イベントでは映画の内容に絡め、HGとフェアリーズのPK戦を実施。ゴールキーパーを務めたHGは、中学時代「兵庫の壁」と呼ばれていたと自慢満々だったが、得意のギャグを絡めた「フォー! キーピング」なる技を駆使しながらもメンバーが放ったシュートを一本も止められず、勝負はフェアリーズに軍配。「やっぱり脚力がハンパない」と素直に敗北を認めたHGに「だてに踊っていませんから」とメンバーの林田真尋は、まんざらでもない表情でコメントしていた。
そして最後はHGの掛け声に合わせ、会場全体で「ゆうとくんがんばれ!」と長友選手にエール。すると突如劇場スクリーンには長友選手からのビデオメッセージが映し出され「ブラジルワールドカップ、最高の戦いができるように頑張ってきたいと思います。今日『ゆうとくんがいく』を観て、少しでもチャレンジすることの大切さを学んでいただければうれしく思います」という長友選手の言葉に、会場からは大きな拍手が送られた。(取材・文:桂伸也)
映画『劇場版 ゆうとくんがいく』は5月31日より全国のイオンシネマで公開