トム・クルーズ、1日で3か国まわった!前代未聞の全力ツアー敢行!
ハリウッドを代表するトップスター、トム・クルーズが現地時間28日、日本の小説を原作とする主演最新作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のプロモーションのため、たった1日で3か国を巡るという、前代未聞のワールドツアーを敢行した。
同作は、作家・桜坂洋のライトノベルをハリウッドで映画化したSFアクション。侵略者の攻撃にさらされた近未来の地球を舞台に、タイムループに巻き込まれたトム演じる一人の兵士が、戦闘と死を繰り返しながら、戦闘技術を身に付けていくさまを描く。
ループするという映画のコンセプトに沿って、この日のトムは、イギリス(ロンドン)、フランス(パリ)、そしてアメリカ(ニューヨーク)の世界3か国3都市を、時差を利用してたった1日で巡るツアーを敢行。新作の度に趣向を凝らしたワールドツアーを敢行してきたトムだが、今回の試みはそのトムにとっても初めての挑戦になった。
ファン思いで知られるだけに、これまでにないハードスケジュールの中にあっても、各都市で丁寧なファンサービスを披露し各国のファンを喜ばせたトム。ツアーには共演者のエミリー・ブラント、そしてダグ・リーマン監督も同行し、ロンドンプレミアでは原作者の桜坂洋もレッドカーペットを歩いたという。
ツアーはロンドンで午前7時から始まり、その日の午後11時59分に最終地ニューヨークで終了。何事にも全力で取り組む姿勢で知られるトムだけに、文字通りの弾丸ツアーに疲れた様子もなく「楽しかったです。とても。(今日のプレミアは)ずっと長い間温めてきた企画なんだ。リピートするアイデアが映画のコンセプトと同じで……ロンドン、パリ、そしてニューヨーク、とってもエキサイティングだ」とコメント。来月26日の来日キャンペーンでは、1日で東京、福岡、大阪を回り東京に戻るキャンペーンに挑戦するが、日本でも変わらない笑顔と最高のファンサービスが期待できそうだ。(編集部・入倉功一)
映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は7月4日より新宿ピカデリーほか全国公開