伝説のアメフト選手、ジョー・ネイマスの伝記映画をジェームズ・マンゴールドが監督か?
ニューヨーク・ジェッツで伝説的な活躍をした元フットボールプレイヤー、ジョー・ネイマスを描いたタイトル未定の伝記映画で、ジェームズ・マンゴールドが監督交渉に入ったことがThe Hollywood Reporterほか複数メディアで報じられた。
ジェームズ・マンゴールド監督作品『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』フォトギャラリー
本作は、映画『ゲット・スマート』のアンドリュー・ラザーとジェームズ・マンゴールドとキャシー・コンラッドの製作会社ツリー・ライン・フィルムズが、Fox 2000のもと企画している作品。そしてこのたび、監督候補として映画『ウルヴァリン:SAMURAI』のジェームズ・マンゴールドが初期の交渉に入り、さらに脚本は映画『3時10分、決断のとき』でジェームズ監督とタッグを組んだマイケル・ブラントとデレク・ハースが担当することになっている。
ジョー・ネイマスは、1943年アメリカのペンシルベニア州生まれ。高校時代は野球、バスケットボール、アメリカンフットボールとさまざまなスポーツで才能を見せたが、その後アラバマ大学に進学。本格的にアメリカンフットボールに専念し、1965年にニューヨーク・ジェッツにドラフト1位で指名され契約を交わした。その後、同チームでAFL(アメリカン・フットボール・リーグ。1970年にNFLと合併)オールスター選出4回、スーパーボール優勝1回、スーパー・ボウルMVPにも輝いている。1985年にはプロフットボール殿堂入りを果たした。また、プレー以外でも、毛皮のコートを着てサイドラインに登場したり、派手な女性付き合いなどで話題になった。
ジェームズ監督は、歌手ジョニー・キャッシュを描いた映画『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』もFox 2000で手掛けていて、同じ伝記映画を描くという意味では、適切なスタジオのようだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)