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佐藤浩市&樋口可南子が夫婦役!北海道舞台に海外原作を映画化!

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樋口可南子、佐藤浩市、北川景子、吉田羊、野村周平、杉咲花、柄本明
樋口可南子、佐藤浩市、北川景子、吉田羊、野村周平、杉咲花、柄本明

 俳優の佐藤浩市樋口可南子が、海外小説を原作に、北海道で第2の人生を歩む夫婦を描いた新作映画『愛を積むひと』に出演することがわかった。二人はこれが2度目の共演。夫婦役は初となる。

 二人が演じるのは、東京の工場をたたんで北海道に移り住んだ一組の夫婦、篤史と良子。幸福な毎日を送っていた二人に、良子が心臓の病で亡くなるという不幸が訪れ、悲しみにくれる篤史が、良子が二人の家に隠していた手紙にふれるうち、周囲の人々と未来へと踏み出していく姿を描く。

 原作はエドワード・ムーニー・Jrによる小説「石を積む人」(求龍堂)。監督は、山田洋次監督の下で『学校』シリーズなどの助監督を務め、自身も『武士の献立』などを手掛けた朝原雄三が務める。北川景子が二人の娘役で出演するほか、野村周平杉咲花吉田羊柄本明など、ベテランから期待の若手まで、バラエティー豊かなキャストが集結した。

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 長年連れ添ってきた夫婦が歩む第2の人生や、連れ合いを亡くした人間の心情を描く内容に「人はながく生きると鈍感になっていく部分があり、恐らくその最たるものが夫婦という人間関係だと思います」という佐藤は「そばにいることが当たり前で、横を観るとそこにいる人。それがどれだけ自分の一生に大切な存在なのか……久しぶりに御一緒させていただく樋口可南子さん、並びスタッフキャストと人と人のかすがいとなる映画にしたいと思います」とコメント。

 また樋口は、佐藤との2度目の共演を「シルバーグレーの髪の色が似合い、渋くて、ますますかっこ良くなられたと思います。夫婦でしか積み重ねられない大事なものを、浩市さんと探し、作りあげたいです」と今から楽しみにしているようだ。

 撮影にあたっては、北海道の上川郡美瑛町の敷地に、東京ドームとほぼ同面積という、およそ5ヘクタールものオープンセットを建設。大自然の四季を追うように1年がかりの撮影を敢行する。かつて山田監督が、米作家ピート・ハミルのコラムから、名作『幸福の黄色いハンカチ』を作り上げたように、朝原監督が外国人作家による秀逸な原作をどのように換骨奪胎し、新たな感動の物語を紡ぎ出すのか。期待したい。(編集部・入倉功一)

映画『愛を積むひと』は2015年初夏公開

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