『パシフィック・リム』続編に『アベンジャーズ』原案者が参加!デル・トロと共同脚本へ
日本でもスマッシュヒットを記録した映画『パシフィック・リム』続編の脚本を、『アベンジャーズ』などの原案を手掛けたザック・ペンが、ギレルモ・デル・トロ監督と共同で執筆していることが明らかになった。
ザックは2012年の映画『アベンジャーズ』の原案を担当したほか、『X-MEN2』『X-MEN:ファイナル ディシジョン』『インクレディブル・ハルク』などで知られる脚本家。BuzzFeedの取材に応じたデル・トロ監督は「ザック・ペンととてもハードに取り組んでいるよ。もう数か月も極秘裏に進めていたんだ」と明かした。
以前には第1作の原案・脚本を務めたトラヴィス・ビーチャムとの共同脚本になると報じられていたが、デル・トロ監督は「トラヴィス・ビーチャムにはあらすじ段階で関わってもらった。彼は今、テレビの方で忙しいからね」と説明している。
また、続編は前日譚(たん)になるともいわれていたが、第1作の直接の続編になることも明言。デル・トロ監督は「続編については、とても新しくてクレイジーなアイデアを追求しているよ。1作目とは全然違うものだけれど、ものすごいスペクタクルになるはずだ」とコメント。チャーリー・ハナムが演じた主人公ローリー・ベケット、そして菊地凛子が演じたヒロイン・森マコも登場する予定だといい、まだ製作にゴーサインは出ていないものの、期待は高まるばかりだ。
映画『パシフィック・リム』は、太平洋の深海から現れた謎の巨大生命体と人型巨大兵器イェーガーの戦いを描いたSFロボットアクション。『ヘルボーイ』シリーズなどの鬼才ギレルモ・デル・トロの、実に5年ぶりの監督作としても話題になった。(編集部・福田麗)