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期待のイケメン英国俳優ダグラス・ブース!自身のキャリアを語る

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ダグラス・ブース - 映画『ノア 約束の舟』より
ダグラス・ブース - 映画『ノア 約束の舟』より - (C) MMXIII Paramount Pictures Corporation and Regency Entertainment (USA) Inc. All Rights Reserved.

 映画『ノア 約束の舟』でラッセル・クロウが演じる主人公ノアの長男セムを演じているのは、ダグラス・ブース。本国でもまださほど知名度は高くないものの、その端正なマスクとイギリス人らしい演技力で注目を浴びている期待の新鋭だ。「SHERLOCK(シャーロック)」のベネディクト・カンバーバッチをはじめとして、日本でも人気急上昇中の“英国俳優”の次世代を担うダグラスが自身のキャリアについて語った。

映画『ノア 約束の舟』フォトギャラリー

 近年のハリウッド映画ではイギリス人俳優が主役級のキャラクターを演じることが増えており、“英国俳優ブーム”というべきムーブメントが到来している。そんな中、『ノア 約束の舟』でハリウッド大作に初出演するのがダグラスだ。「イギリス人であることに誇りを持っている」と言ってはばからないダグラスは、イギリス・ロンドン出身。現在21歳という若さだ。

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 「英国俳優はほとんどの場合、演劇学校で舞台のトレーニングを受けていて、演技に対する心意気、敬意が生まれるんだ。反面、ハリウッドでは誰でも自称俳優だよね。例えば、ロサンゼルスのレストランで働く人の多くが自称俳優だったりするから、俳優という仕事が誰にでもできる簡単な仕事のような印象がある。でも、イギリスでは違う。俳優はそれなりの訓練を受けなくてはならず、なりたい人が誰でもなれるとは思われていないんだ」。

 そんなダグラス自身は16歳でこの業界に身を投じたため、演劇学校には通っていないという。だが地道にキャリアを積み上げ、とうとう『ノア 約束の舟』で大役をつかんだ。「夢が実現したという感じだよ。役者の道を進もうと決意した時、一緒に仕事をしたい監督のリストを作ったんだけど、ダーレン(・アロノフスキー)はその一人だった。20歳で彼と一緒に仕事ができると決まった時は天にも昇る気持ちだった」と振り返った。

 「僕は幼いころから難読症で、随分とそのことに悩んでいたんだ」というダグラスだが、学校の演劇で演技の魅力に取りつかれてからは「演技以外のことをしたいとは思ったこともなかった」というほど演技一筋。来年には『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟によるSF大作『ジュピター』の公開も控えている。「目標はレオナルド・ディカプリオとクリスチャン・ベイルだ」と言い切る怖いもの知らずの21歳は、俳優人生の一歩を踏み出したばかりだ。(編集部・福田麗)

映画『ノア 約束の舟』は6月13日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開

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