5億円の名器の生演奏にうっとり!世界的バイオリニスト、デヴィッド・ギャレット来日!
映画『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』で主演・製作総指揮・音楽を担当した世界的バイオリニスト、デヴィッド・ギャレットが来日し、11日、東京・スペースFS汐留で行われたジャパンプレミアにて5億円といわれる名器・ストラディヴァリウスの生演奏を披露した。
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欧米で圧倒的人気を誇るギャレットが、“悪魔のバイオリニスト”と呼ばれた実在の音楽家、ニコロ・パガニーニを演じたことでも話題の本作。「久しぶりの日本に戻ってこられてうれしいよ」と日本のファンに喜びを語り、「幼い頃からパガニーニの音楽に触れてきたし、バイオリンを弾く人間なら、パガニーニは将来、絶対に弾きたいと思う存在だよ。自分の場合は(4歳でバイオリンを手にして)26年間くらいこの映画を撮るための準備を積んできたようなもの」とユーモアたっぷりにコメント。
制作にも携わったギャレットは「各シーンに合う音楽の編曲も担当したけど、スムーズにできたよ。演じる方も、パガニーニの人生がとても魅力的で共感できるので、自然にできた」と振り返り、「音楽家を描いた映画なので音楽はたくさん詰まっているけど、それ意外の部分も、きっと誰でも共感できるストーリーだと思う」と音楽ファン以外にもアピール。生演奏ではストラディヴァリウスを手に、3曲を披露して観客を感動させていた。
本作は、『不滅の恋/ベートーヴェン』などのバーナード・ローズ監督がメガホンを取り、超絶技巧で有名なパガニーニのスキャンダラスな半生を描いた伝記ドラマ。彼の破天荒な人生と、人生を変えた2人の人物との出会いを中心にドラマチックな物語が展開する。(中村好伸)
映画『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』は7月11日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館ほか全国公開