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トム・クルーズ主演『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は初登場3位

全米ボックスオフィス考

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初登場3位の映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』より
初登場3位の映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』より - (C) 2013 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BMI)LIMITED

 先週末(6月6日~6月8日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、若手女優シェイリーン・ウッドリーが主演を務めるヤングアダルト小説の映画版『ザ・フォールト・イン・アワー・スターズ(原題) / The Fault in our Stars』が興行収入4,800万2,523ドル(約48億25万2,300円)で首位デビューを飾った。(数字はBox Office Mojo調べ、1ドル100円計算)

映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』IMAX予告編

 『ザ・フォールト・イン・アワー・スターズ(原題)』は、がんの少女と骨肉腫で片脚を失った少年の恋愛を描いたベストセラー「さよならを待つふたりのために」を原作にした作品。配給の20世紀フォックスによると、鑑賞者の82パーセントは女性、79パーセントは25歳以下だといい、小説のファン層をうまく集めた形だ。シェイリーン主演作では前作『ダイバージェント』に続く初登場1位となった。

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 2週目となるアンジェリーナ・ジョリー主演のディズニー映画『マレフィセント』は3,432万8,264ドル(約34億3,282万6,400円)でワンランクダウンの2位。累計興収は1億2,817万5,232ドル(約128億1,752万3,200円)で、最終興収は2億ドル(約200億円)程度になりそうだ。

 また、トム・クルーズ主演で桜坂洋のライトノベルを実写化した『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、批評家からの前評判は高かったものの成績には直結せず、興収2,876万246ドル(約28億7,602万4,600円)で初登場3位となっている。ワーナー・ブラザース国内配給部門の代表ダン・フェルは「口コミは非常に強力で、初めて観る方も何度も観て楽しむ方も、多くの映画ファンを劇場へ導いてくれます」と語っており、今後どれだけ成績を伸ばせるのかに注目したい。

 今週末公開作品は、ドリームワークス・アニメーションの人気シリーズ『ヒックとドラゴン』の劇場版第2弾『ハウ・トゥー・トレイン・ユア・ドラゴン2(原題) / How to Train Your Dragon 2』、ジョナ・ヒルチャニング・テイタム共演のアクションコメディー『21ジャンプストリート』の続編『22ジャンプストリート(原題) / 22 Jump Street』など。(編集部・市川遥)

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6月6日~6月8日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ザ・フォールト・イン・アワー・スターズ(原題) / The Fault in our Stars』
2(1)『マレフィセント』
3(初)『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
4(2)『X-MEN:フューチャー&パスト
5(3)『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~
6(4)『GODZILLA』
7(6)『ネイバーズ(原題) / Neighbors』
8(5)『ブレンデッド(原題) / Blended』
9(9)『シェフ(原題) / Chef』
10(8)『ミリオン・ダラー・アーム(原題) / Million Dollar Arm』

映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』IMAX予告編 » 動画の詳細
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