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浅野忠信、主演作初日に林家ペー・パー子夫妻から激励

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林家ペー・パー子夫妻から激励されたことを明かした浅野忠信
林家ペー・パー子夫妻から激励されたことを明かした浅野忠信

 俳優の浅野忠信二階堂ふみが14日、新宿ピカデリーで行われた映画『私の男』初日舞台あいさつに来場し、晴れ晴れとした笑顔を見せた。この日は高良健吾、子役の山田望叶熊切和嘉監督らも来場した。

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 直木賞作家・桜庭一樹のベストセラー小説を映画化した本作。流氷に閉ざされた北海道と東京を舞台に、孤児となった少女と、彼女を引き取ることになった男の、禁断の関係を描き出している。舞台に立った浅野は「この日を迎えられて感動しております。30代の時に、40代になったらどういう役をやりたいかなと考えていたんですが、最初にこの話をもらった時はその気持ちに当てはまる役だったので、とことんやりたいと思いました」と晴れ晴れとした表情。

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 一方の二階堂は、自ら選んだという振り袖姿で来場。感極まった様子で、「わたしにとって特別な作品なので、今日を迎えることができて夢のような気持ちです。(初日ということで)さみしい気持ちもありますが、ぜひとも皆さまに観ていただきたいと思っています」とあいさつ。今年の9月で20歳を迎えることもあり、「いつのまにか10代最後の映画みたいになっていましたが、これからも変わらずやっていこうと思います」と決意を語った。

 そんな2人のキャスティングについて、熊切監督は「原作を読んだ時から浅野さんをイメージしていた。淳悟という男の底知れぬ魅力、切なさや孤独を今の浅野忠信で見てみたいと思いました」と述懐。一方の二階堂については「二階堂さんとお会いしたのは3年くらい前。別作品のオーディションの時でした。彼女が入ってきた時に、僕がイメージしていた花にピッタリだった。原作よりも非常に切実で強い花になった」と自信を見せた。

 なお、この日の舞台あいさつ開始前には、林家ペーパー子夫妻が応援のため、浅野の楽屋を訪れていたという。浅野は「全く想像もしなかった。楽屋ではノンストップで盛り上げてくださって、肉まんを差し入れしてくれた。誕生日の話をひたすらしていて、映画のことを理解してくれているのかなと思ったんですが」といったジョークで会場を沸かせながらも、「なくてはならない先輩ですね」とうれしそうに付け加えた。(取材・文:壬生智裕)

映画『私の男』は全国公開中

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