実写版『Oh！　透明人間』主演の人気グラドル岸明日香、男子の妄想は「かわいくてキュンとくる」

　お笑い芸人の飯尾和樹（ずん）と、癒やし系の人気グラビアアイドル岸明日香がダブル主演を務めた映画『Oh！　透明人間 インビジブルガール登場!?』の初日舞台あいさつが14日夜、池袋のシネマ・ロサで行われた。この日はほかに小谷嘉一、平田弥里、星光子、右田昌万監督、原作者の中西やすひろらも来場した。

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　イクラを食べると透明人間になってしまう主人公・荒方透留が巻き起こすエッチなドタバタを描いた1980年代の人気マンガ「Oh！　透明人間」。本作は、2010年に初めて実写化された『Oｈ！　透明人間』に続くシリーズ最新作。中学生だった透留も数十年の時を経て、今や愛すべき中年オヤジとなっている。

　そんな透留を演じることになった飯尾は今回、映画初主演。「原作は僕らの学生時代のもうひとつの保健の教科書。月1,000円の小遣いで買っていましたよ。学校で読んでいたら没収されましてね。生活指導の先生からは、気持ちは分かるけど家で読めよと言われていましたよ」と述懐すると、原作者の中西は「うれしいですね～。飯尾さんに読んでいただいただけで感無量ですよ」と笑顔を見せた。

　本作ではイクラパワーの遺伝子を受け継いだ透留の娘・美智留（岸）も登場する。「今回は透明人間なので、現場ではずっと水着みたいな格好をしていて、一番露出が高かった」とはにかむ岸。劇中では、透明人間となって、片思いの相手（小谷）の家に忍び込むシーンもあるが、「小谷君のお風呂上がりにソーッと部屋に忍び込むシーンはちょっとドキドキしました。女性にも共感してもらえると思います」と見どころを語った。

　さらに本作で描かれるような、男子が抱くちょっぴりエッチな夢と妄想について聞かれた岸は、「かわいいなと思います。『またスケベなことを考えて～！』とは思いますけど、そういったことを考えるのはいいことじゃないですか。そういうところにキュンとします」と理解を示すと、飯尾たち男性陣は「ありがたい意見です」としみじみしていた。（取材・文：壬生智裕）

映画『Oh！　透明人間 インビジブルガール登場!?』は池袋のシネマ・ロサにて公開中