大泉洋らTEAM NACS、ジブリ新作に出演!故郷・北海道が舞台
大泉洋をはじめとするTEAM NACSのメンバーが、7月19日公開のスタジオジブリ最新作の映画『思い出のマーニー』に声優として出演することが明らかになった。同作はイギリスを舞台にした同名児童文学を原作にしているが、映画化にあたって舞台を北海道に変更。そのことから、全国区の知名度を誇る現在も故郷・北海道で活躍し続けるTEAM NACSメンバーの起用に至ったという。
TEAM NACSが演じるキャラクターたち!フォトギャラリー
TEAM NACSとスタジオジブリ作品の関係は古く、2001年の映画『千と千尋の神隠し』に大泉洋、安田顕、戸次重幸が出演したのを皮切りに、2002年の『猫の恩返し』には大泉、安田が、2004年の『ハウルの動く城』には5人全員が出演している。だが、本作では初めて、全員がキャラクター名のある役どころで出演。また“ガヤ”と呼ばれるエキストラ出演での収録も実施し、5人で20役近くの人物を演じ分けた。
リーダーの森崎博之(美術教師役)は「5人組の僕ら全員を出していただき、舞台を北海道に選んでくれてありがとうございますと御礼を言いたいです」と感謝。大泉(山下医師役)も「ジブリ作品に自分の声を残せるのはとてもうれしく光栄です」と喜ぶと、「また今回は僕らが生まれ育ち、現在も活動している“北海道”を舞台にしてくれているのがとてもうれしかったです」と北海道への熱い思いを吐露した。そのほか、安田は10年に1度しかしゃべらない男・十一を、戸次は紳士を、音尾琢真は町内会役員を演じている。
同作の米林宏昌監督は、TEAM NACSの起用理由について「今回の作品中には登場回数は少ないものの、重要な男性キャラクターが何人かいます。彼らの声を誰に演じてもらおうか悩んでいた時に、ふと思いついたのが、TEAM NACSの皆さんでした。TEAM NACSの皆さんはこれまでにも何度かジブリ作品の声を演じてくださっていますし、何より今作の舞台が、皆さんの出身地である北海道ということもあり、無理を承知で出演をお願いしてみました」と説明。アフレコでは笑いが絶えず、楽しい雰囲気で収録が行われたといい、「お願いして良かったと思っています」と振り返った。
同作は、ジョーン・G・ロビンソンの児童文学を、『借りぐらしのアリエッティ』などの米林宏昌監督が映画化したファンタジー。北海道を舞台に、自分の殻に閉じこもった12歳の少女・杏奈と、ミステリアスな少女・マーニーの交流を描く。ジブリ初のWヒロインの声を、高月彩良と有村架純が担当している。(編集部・福田麗)
映画『思い出のマーニー』は7月19日より公開