秋元才加、鼻ほじり演技披露できず!本郷奏多も見れずに残念?
女優の秋元才加が19日、新宿バルト9で行われた映画『奴隷区 僕と23人の奴隷』の完成披露試写会に、ダブル主演を務める本郷奏多と共に出席した。AKB48を卒業してから初となる主演映画の完成に秋元は、晴れ晴れとした笑顔を見せた。この日はメガホンを取った佐藤佐吉監督も来場した。
小説とコミックの投稿コミュニティー「E★エブリスタ」で話題を集めた岡田伸一の人気小説を実写化した本作。どんな者も隷属させる器具を用いて、主人になるか奴隷になるかを決める異常なゲームに参加した男女の姿を描き出す。
満員の観客を見渡した秋元は、「今日、初めてお客さまに観ていただくということでドキドキしていましたが、皆さんの笑顔を見てホッとしました。わたしが(AKB48を)卒業してから1本目の作品になるので、たくさんの人に観ていただけたらうれしいです」とあいさつ。本郷も「去年の夏に撮影して、ようやく観ていただける」と感慨深げに語った。
本作で自分の新しい面を見せたかったと語る秋元は、「この映画ならいろいろな面を引き出してくれるかもしれないと思いました」と切り出すと、「原作者の方が書いたキャラクター設定があったのですが、そこに書かれた役柄には、容姿端麗で頭脳明晰(めいせき)。しかし、興奮すると鼻をほじるとあって。監督に(鼻ほじりを)再現しなくていいのですかと聞いたら、『しなくていいです』と言われました」と述懐。
その言葉を受けた本郷は「僕としては、秋元さんが鼻をほじっているシーンも見てみたかったですね」と笑顔を見せると、秋元も「公衆の面前で鼻をほじることなんてないですからね」とちょっぴり残念そうな表情。さらに秋元は、劇中で床をなめさせられる、衝撃的な「服従」シーンが話題を集めていることに驚いた様子で、「あれで記事にしてもらえるなら、いくらでもなめますよ」と女優魂を感じさせる頼もしい言葉で、会場を沸かせた。(取材・文:壬生智裕)
映画『奴隷区 僕と23人の奴隷』は6月28日より全国公開