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藤谷文子×北村一輝×ペペ・セルナ主演作、ロサンゼルス映画祭でグランプリを受賞

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コンペティション部門グランプリを受賞 - 映画『リノから来た男(仮題)』
コンペティション部門グランプリを受賞 - 映画『リノから来た男(仮題)』 - (c)2014 Man from Reno LLC

 藤谷文子×北村一輝×ペペ・セルナ主演の日米合作映画『リノから来た男(仮題)』(原題:Man from Reno)が、19日まで開催されていた第20回ロサンゼルス映画祭で、コンペティション部門のグランプリを受賞した。

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 ロサンゼルス映画祭は、メジャー作品のプレミアからインディペンデントの新作まで多くの作品を上映する、世界的にも認知度および影響力がある映画祭の一つ。今年もクリント・イーストウッド監督の新作『ジャージー・ボーイズ』の米プレミアが行われた。

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 “5万回斬られた男”として有名な福本清三主演の映画『太秦ライムライト』などのイレブンアーツが製作し、映画『ホワイト・オン・ライス』のデイヴ・ボイル監督がメガホンを取った本作。旅行でサンフランシスコを訪れた日本人ミステリー作家(藤谷)が、不思議なカリスマ性を持つ旅行者(北村)と町の保安官(ペペ)と共に殺人事件に巻き込まれるさまを描く。審査員は同作について「『リノから来た男』は自信あふれた素直な姿勢で複雑な物語を伝えました。年齢や言葉、立場の壁を越えた探求は、個性的な登場人物たちの描写に、ノワールな脚本とは対照のポップなエナジーを吹き込みました」と評価している。

 ボイル監督は「今回、ロサンゼルス映画祭でグランプリを受賞できたことは大変光栄であり、とてもうれしいサプライズでした。この映画祭の中で得た経験は非常に素晴らしく、これ以上のものにもなるとは思ってもいませんでした」と驚きを明かしつつも、「最後までこのプロジェクトを信じて参加してくださったキャストとスタッフの皆様には感謝しきれません。受賞という形で彼らの仕事がたたえられて、とてもうれしく思います。そして、わたしが尊敬してやまない審査員の皆様から、この賞を頂いたことはこの上ない喜びです」と語っている。

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 また出演している藤谷と北村からも喜びの声が上がった。「憧れの映画祭でのグランプリ受賞ということで、まだ驚きと喜びの渦の中にいます。日本の皆さんにご覧になってもらえる日が待ち遠しいです。応援してくださった方々に本当に感謝です」(藤谷)、「上映作品のセレクションに定評があるロサンゼルス映画祭でのグランプリ受賞の朗報、そしてこの作品に参加できたことを心からうれしく思います。何よりデイブ監督に称賛を送ります」(北村)と感謝の気持ちを表現している。『リノから来た男(仮題)』の日本公開は今のところ未定。(編集部・井本早紀)

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