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東国原英夫、セクハラやじ問題に苦言

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妻を亡くしたダンカンに声が掛けられないと明かした東国原英夫
妻を亡くしたダンカンに声が掛けられないと明かした東国原英夫

 元宮崎県知事で衆議院議員としても活躍した東国原英夫が25日、都内にて、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件を題材にした映画『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』の試写会イベントに登場し、東京都議会のセクハラやじ問題について「起こるべくしてなった問題」と苦言を呈した。

映画『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』フォトギャラリー

 東国原は自身の経験と照らし合わせて「まあ、(やじは)いつもひどいものですよ。結果的にむかつかせたいんでしょうね。やじは常態化しているけど、中でも行き過ぎたやじ」とコメント。

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 続けて「(やじを飛ばした人は)武士たる政治家として名乗るべき。でも名乗り出ない。まあ、議会というものは、こういう品格に欠けるものだということが伝わっただけでも、良かったのでは」と感情をあらわにしながら、根強く残るこの問題に言及した。

 また、「現在はフリーター」だという東国原は、議員時代にはあまり観られなかったテレビをよく観るようになったそうで、今朝行われたサッカーワールドカップ日本代表戦も観戦。試合を振り返って「評論家ではないので、大層なことは言えないのですが、決定力不足かな」と独自の見解を示した。

 「あと、ザッケローニ監督って何度か赤坂で見かけたことがあったんだけど、誰も彼に気が付かないんですよ! 僕は驚いているのに。オーラがないのか……」と冗談めかしながら語り、日本代表に対しては「また4年後に向かって頑張ってもらいですね」とエールを送った。

 そして、たけし軍団の朋友であるダンカンの妻が先日乳がんで亡くなったことについて、「乳がんで闘病していたということは聞いていましたが、本当に残念でした。(彼女が)若すぎたから、彼に声が掛けられないんですよ」とダンカンを気遣う様子を見せていた。

 本作は、世界中に衝撃を与えたケネディ大統領暗殺事件直後の人間模様を描く群像劇。トム・ハンクスが製作総指揮に名を連ね、ザック・エフロンビリー・ボブ・ソーントンら実力派が出演している。(取材・文:桂伸也)

映画『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』は6月28日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

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