『ソーシャル・ネットワーク』脚本のアーロン・ソーキン、『マネーボール』に続きマイケル・ルイス作品の脚本担当か
映画『ソーシャル・ネットワーク』『マネーボール』の脚本家アーロン・ソーキンが、マイケル・ルイスの新著「フラッシュ・ボーイズ(原題) / Flash Boys」の映画化作品で、脚本担当の交渉中であることがわかった。The Hollywood Reporterが報じた。
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本作は、映画『マネーボール』の原作で知られるマイケル・ルイスが今年3月に発売した新著「フラッシュ・ボーイズ(原題)」を映画化する作品。担当が決まれば、アーロンにとって2度目のルイス作品の脚本執筆となる。
本著では、コンピューター技術を使用して、短い時間で数百回という高頻度で株の売買を繰り返す「高頻度取引」を描く。取引業者はこの技術を使って株式市場を操作している、とルイスは書いており、発売以降、米金融業界で大論争を巻き起こしているという。
企画しているのは、これまで『ソーシャル・ネットワーク』や『マネーボール』、テレビドラマ「ニュースルーム」でアーロンと共に仕事をしてきた映画プロデューサー、スコット・ルーディン。二人は現在企画中の、スティーブ・ジョブズの伝記映画でもコラボすることが決まっている。
『ソーシャル・ネットワーク』で、第83回アカデミー賞脚色賞を受賞したアーロン。彼が脚本を書くことになれば、本作に対する期待はさらに高まりそうだ。(宮本裕人)