宮沢りえの体を紙幣が包み込む!『紙の月』が今年公開に!
宮沢りえ主演映画『紙の月』の公開日が、当初予定されていた2015年から前倒しとなり、2014年11月15日に決定した。併せてティザーポスターも公開された。
「対岸の彼女」で直木賞を受賞し、「八日目の蝉」など数々の映像化作品を生み出している作家・角田光代の同名ベストセラー小説を、映画『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督がメガホンを取り映画化した本作。バブル崩壊直後の1994年を舞台に、まっとうな人生を歩んでいたはずの平凡な主婦・梅澤梨花(宮沢)が、年下の大学生との不倫をきっかけに起こしてしまう巨額横領事件を描く。
同作は、3月末にタイ・バンコクにてクランクアップ。これに手応えを感じた製作側の希望により前倒しが決定したという。梨花の不倫相手となる大学生役を、映画『愛の渦』『横道世之介』などの池松壮亮が務める。またAKB卒業後初映画となる大島優子が梨花と同じく銀行で働く映画オリジナルのキャラクターを演じているほか、小林聡美、田辺誠一、近藤芳正、石橋蓮司らも出演している。
宮沢が約7年ぶりに映画主演を果たしたことでも注目を浴びている今作。公開されたティザーポスターは、一万円札が散乱する中、宮沢が紙幣を体にまとわせ、挑発するような目線を向けるというシンプルながらも宮沢の美しさが際立つ一枚となっている。キャッチコピーの「最も美しい横領犯」という言葉にもうなずいてしまうことだろう。(編集部・井本早紀)
映画『紙の月』は11月15日より全国公開