メキシコが舞台のフランチャイズ版も!人気海外ドラマ「ゴシップガール」
ニューヨークのアッパー・イースト・サイドを舞台に、ヤングセレブたちの恋愛や友情をスキャンダラスに描いた大ヒットドラマ「ゴシップガール」のファイナル・シーズンが、ついに日本でも放送される。
アメリカで2007年に放送スタートした本作は、ポスト「The O.C.」として世界中の女性たちを熱狂させ、キャストのブレイク・ライヴリーやレイトン・ミースターを一躍スターダムに押し上げた作品。その人気ぶりは世界に飛び火し、メキシコでは「ゴシップガール・アカプルコ」というタイトルのフランチャイズ版が制作されている。2013年8月に放送スタートした同作では、ボウタイがトレードマークのチャックがマックス・サガ、ファッショナブルなセリーナはソフィア・ロペス=アロというように、キャラクターこそ名を変えているが、本家「ゴシップガール」をほとんどそのまま踏襲したものに。ラテン系美男美女がそろい、画面全体から漂う色気も熱気も200%増しだ。
「太平洋の宝石」と称されるも、ドラッグ絡みの暴力事件や誘拐、強奪といった犯罪がまん延する危険な都市でもあるアカプルコ。このような街が若者向けのドラマの背景となることを危惧する声も上がり、メキシコでは番組開始前からツイッターなどのSNSで賛否が飛び交うほど注目度は抜群だった。また、今年3月にはテレビ雑誌テーベ・イ・ノベラスでベストシリーズ賞にノミネートされるに至ったが、残念ながらシーズン1で打ち切りが決定。本家のように5年も続く長寿シリーズには成長しなかった。やはりオリジナルと同等、またはそれを超えるクオリティーと視聴者の支持をキープすることは至難の業のようだ。
本家「ゴシップガール」は、7月2日に日本でもブルーレイ、DVDが発売されるシーズン6で完結。ファイナル・シーズンでは、失望や擦れ違いを経てついにたどり着く主人公たちの運命の相手、そしてシリーズ開始以来の謎だった“ゴシップガール”の正体がついに明らかになる。久しぶりに登場する懐かしい顔ぶれにも注目だ。(文・京ふみか)
「ゴシップガール <ファイナル・シーズン>」DVD コレクターズ・ボックス9,400円(税抜き)、「ゴシップガール <コンプリート・シリーズ>」1万8,900円(税抜き)はワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントより7月2日(水)発売