上戸彩、「究極の愛」を探していきたい
女優の上戸彩が2日、ディズニー映画『マレフィセント』の日本語版完成披露試写会に出席した。オーロラ姫(エル・ファニング)の声を担当している上戸が、ディズニー映画の吹き替えをするのは『ピーター・パン2/ネバーランドの秘密』以来約12年ぶり。「ディズニーさんのお仕事は楽屋に縫いぐるみが置いてあったり、幸せをたくさんもらえるお仕事。本当にうれしい気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。
上戸は声を担当したオーロラ姫を「とにかく天真らんまんでいつも笑顔で、彼女が笑っていると周りのみんなが幸せな気持ちになれる、そんな不思議な力を持ったお姫さま」と表現し、「わたしも画面を見ながら彼女の笑顔を見て心から幸せな気持ちになれた」とにっこり。映画のテーマである「究極の愛」については「母親から子供への愛は無償の愛だと思うので、それが究極になるのかな。でも、自分にしか経験できない愛もあると思うので、これからわたしもそれを探していきたい」と語った。
この日は上戸のほかに同作で3人の妖精の声を担当したタレントの福田彩乃も登壇。壇上で妖精たちの声を次々に再現し、持ちネタであるローラとYOUのモノマネも絡めて会場を沸かせると、続けて上戸のモノマネも披露。上戸から「わたしのモノマネをしてくれる方はなかなかいないのでうれしかった。ムチャブリを受けてくださって本当にありがとう」と感謝され、うれしそうな表情を見せていた。
本作は、ディズニーのアニメーション映画『眠れる森の美女』に登場する魔女・マレフィセントにスポットを当てたダークファンタジー。マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)の封印された過去と、オーロラ姫を永遠の眠りにつかせる呪いをかけた理由が明かされる。(取材・文:名鹿祥史)
映画『マレフィセント』は7月5日より2D / 3Dで全国公開