キムタク「HERO」復活に自信!「皆さんでジャッジして」
SMAPの木村拓哉(愛称・キムタク)が10日、お台場にて、14日スタートのフジテレビ系月9ドラマ「HERO」の記者会見を北川景子、杉本哲太、濱田岳、正名僕蔵、吉田羊、松重豊、八嶋智人、小日向文世、角野卓造と共に行った。2001年に誕生してから13年、2007年には劇場版も公開された人気シリーズの復活に木村は「2014年の久利生(※木村の役名)の変化を体感して、皆さんでジャッジしてください」と自信をのぞかせた。
物語の舞台となる東京地検城西支部のセットに身を置くと落ち着くという木村は「本当に帰ってこれたんだな」の感慨深げ。新ヒロインとして参入した北川は「松さん(松たか子)じゃなくて、なんでわたしがここにいるんだろう」と思うほど出演に驚いているといい、「1年に4度しかない月9ドラマで、しかも木村拓哉さんの主演ドラマで、そして『HERO』という人気の作品に出演させていただき、わたしは世界で一番幸せな人間」と喜びを爆発させた。
見た目も考え方も型破りな久利生検事が事件の真実に迫る姿とともに、個性あふれる城西支部のメンバーとの丁々発止なやり取りが見どころの本作。会見はドラマ同様、木村が「クラスメイトみたい」と評するほど仲が良くにぎやかな雰囲気の中で進められた。
中でも大声で盛り上げ役に徹していたのは、前作から引き続き出演する八嶋。対照的に、「田村」検事役のニューキャスト、杉本は、自身の役名を「田代」と言い間違えるなどド緊張。濱田も学生の頃に観ていた憧れの作品に出演できて「たまにわけがわからなくなる」と興奮気味に心境を語っていた。
本作は、公正・公平な久利生検事の生き方や、互いに支え合う城西支部のメンバーの姿が、「人としてどうあるべきか。自分はどう生きるべきか」という道徳教育の根源的テーマと共通していることから、文部科学省とのタイアップが決定。下村博文文部科学大臣が激励に駆け付け、全国の小・中・高校などにタイアップポスターを約4万部配布することが発表されると、木村が「いろんなところに画びょうを刺さないで!」と笑顔で注意する場面も見られた。(取材・文:鶴見菜美子)
連続ドラマ「HERO」は7月14日夜9時よりフジテレビ系にて放送開始