『トランスフォーマー』新作、中国歴代興収ナンバーワンに!『アバター』超え
人気SFアクションシリーズ最新作『トランスフォーマー/ロストエイジ』の中国での累計興行収入が現地時間7日、公開からわずか11日目で2億2,274万ドル(約222億7,400万円)に達し、中国歴代興収1位となったとThe Hollywood Reporterが報じた。これまで記録を保持してきたのは、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』(2009)で最終興収2億2,190万ドル(約221億9,000万円)だった。(1ドル100円計算)
マイケル・ベイ監督の『トランスフォーマー/ロストエイジ』は先月27日に中国で封切られるや、9,000万ドル(約90億円)という洋画作品として最大のオープニング興収を記録したことでも話題を呼んでいた。本作の製作にあたって米パラマウント ピクチャーズは中国企業とパートナーシップを結び、中国人俳優を起用したほか、中国ロケも敢行。さらにはメジャースタジオでは初めて中国でワールドプレミアを開催するなど、総力を挙げた中国戦略を推し進めてきた。
なお、同日公開となった本国アメリカでの6日までの累計興収は1億7,539万5,954ドル(約175億3,959万5,400円)。最終興収3億ドル(約300億円)以上を記録した前3作には遠く及ばず、最終興収2億4,500万ドル(約245億円)から2億6,500万ドル(約265億円)の間で落ち着くものと予想されている。今回の結果により、ハリウッドの中国展開がより一層加速することになりそうだ。(数字はBox Office Mojo調べ)(編集部・市川遥)
映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』は8月8日より全国公開