ラモーンズのドラマー、トミー・ラモーンさん死去 62歳
アメリカのパンクバンド、ラモーンズのオリジナルメンバーとして唯一の存命メンバーだったドラマーのトミー・ラモーンさんが62歳で死去した。バンドのオフィシャルツイッターで発表された。
Varietyによると、トミーさんは現地時間11日にニューヨークにある自宅で死去したとのこと。トミーさんは胆管がんを患い、終末期ケアを受けていた。
ラモーンズは、1974年にトミーさんとボーカルのジョーイ・ラモーンさん、ギターのジョニー・ラモーンさん、ベースのディー・ディー・ラモーンさんによって結成され、1970年代後半のパンクシーンに大きな影響を与えたバンド。トミーさんは初期3作(「ラモーンズの激情」「リーヴ・ホーム」「ロケット・トゥ・ロシア」)のアルバムにドラマーとして参加し、1978年の脱退後もプロデューサーとしてバンドに携わった。(編集部・市川遥)