USJ「ハリポタ」エリア開業!J・K・ローリングも「誇りに思う」
15日、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンに、「ハリー・ポッター」の世界を再現した新エリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」がついにオープンした。オープニング記念式典に出席した株式会社ユー・エス・ジェイのグレン・ガンペル代表取締役社長は、原作者のJ・K・ローリングが日曜日にパークを訪れ、「このパークができたことを誇りに思うと伝えてほしい」と言われていたことを明かした。
この日の式典には、前日の前夜祭にも参加したドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンとルーナ・ラブグッド役のイヴァナ・リンチも登場。トムは「この場に出席できることを大変光栄に思います。すでに(グッズの)Tシャツを着ている人がいてうれしいです」と笑顔を見せ、イヴァナも「本日はお招きいただきありがとうございます。今もなお『ハリー・ポッター』に対する興奮が止まないことを非常にうれしく思います」とグランドオープンを喜んだ。
その後、二人の合図で会場全体が「リベリオ!(現れ)」と呪文を唱えると、辺り一帯にスモークが立ち込め、その中からホグズミード村とその住人たち(クルー)が出現。オープンを心待ちにしていたゲストたちは、歓声を上げながらエントランスのアーチをくぐり抜け、魔法界へと足を踏み入れた。
「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」は、アメリカのユニバーサル・オーランド・リゾートに続いて、ここ日本に誕生。東京ドームのグラウンド約3個分の敷地内には、2つのライドアトラクション、ショップ8店舗、レストラン2店舗があり、映画でプロダクションデザインを務めたスチュアート・クレイグによる指揮のもと、忠実に再現された「ハリポタ」の世界を楽しむことができる。(編集部・中山雄一朗)