野球未開の地インドからメジャーリーガーが生まれるまで…ディズニー新作映画の予告編が公開!
インド初のメジャーリーガーを発掘したJB・バーンスタインの実話を基にしたディズニーの新作映画『ミリオンダラー・アーム』が、10月4日に日本公開されることが決定。本作の予告編とポスタービジュアルが公開された。
バーンスタインは、キャリアのドン底に陥ったスポーツ・エージェント。人生崖っぷちの状態から起死回生を図るため、彼は人口12億人の野球未開の地インドから、「ミリオンダラー・アーム」(100万ドルの剛腕)を持つ原石を発掘し、メジャーリーガーとしてデビューさせるという奇想天外なアイデアに挑戦することに。バーンスタインを演じているのは、テレビシリーズ「MAD MEN マッドメン」でブレイクしたジョン・ハム。メジャーリーグに挑戦する2人のインド人青年役を、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』で映画デビューを飾ったスラージ・シャルマと『スラムドッグ$ミリオネア』のマドゥル・ミッタルが務めている。
監督は、『ラースと、その彼女』のクレイグ・ギレスピー。脚本は『カールじいさんの空飛ぶ家』の原案を担当しアカデミー賞にノミネートされた経験を持つトム・マッカーシーが執筆。また『オールド・ルーキー』などスポーツ実話映画を手掛けてきたメイヘム・ピクチャーズがディズニーとタッグを組み製作している。
予告編では、1年という短い期限の中で、失敗の許されないこのプロジェクトを成功させるために戸惑いながらも奮闘するバーンスタインの姿が描かれている。剛腕投手の原石として見いだしたインド人青年たちとぶつかり合いながらも、困難を共に乗り越えようとする様子には、彼がどれだけのものを背負っているのかを垣間見ることができる。
本作のタイトルにもなっている「ミリオンダラー・アーム」とは、実際にインドで行われているコンテスト形式のリアリティーショー番組。コンテストはインドの各地で行われ、予選・決勝を勝ち抜いた者が賞金とメジャーリーグ入団テストへの挑戦権が与えられる。現在もバーンスタインが大会をプロデュースし続けており、今年で3回目を迎えるという。(編集部・井本早紀)
映画『ミリオンダラー・アーム』は10月4日より全国公開