イギリスで最も人気な映画ジャンルは「アニメ」!「アクション」を抜き初めて1位に
イギリスで最も人気な映画ジャンルが、2013年に初めて「アクション」を抜き「アニメ」になったことがわかった。昨年1年間のイギリス国内での「アニメ」作品の興行収入は2億4,700万ポンド(約419億9,000万円)で、2012年より1億ポンド(約170億円)以上上回っている。The Guardianなどが報じた。(1ポンド170円計算)
イギリスの2013年興収ランキング1位!『怪盗グルーのミニオン危機一発』場面写真
イギリスの2013年興収ランキング1位は、7,227万8,042ポンド(約122億8,726万7,140円)を稼ぎ出した3Dアニメーション映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』。そのほか『アナと雪の女王』『モンスターズ・ユニバーシティ』『クルードさんちのはじめての冒険』がトップ10にランクインしており、昨年公開されたアニメーション映画はコメディー映画の153本に対し33本だけだったのにもかかわらず、全体の興収の20パーセント以上を占めるという偉業を成し遂げている。
初めて「アニメ」が最も人気な映画ジャンルになった理由としては、2013年にイギリスで最も映画を鑑賞したのは7歳から24歳という若い世代であることに加え、近年のアニメ映画がより洗練され、幅広い世代にアピールできるようになったことが挙げられる。アニメーションUKの代表は「アニメ映画は単に子供のためのものとはもはや思われていませんし、大人たちもアニメ映画を観に行くことに抵抗を感じていません」とコメントしている。(編集部・市川遥)