ピース綾部、声優初挑戦に手応え!ブラピの吹き替えに名乗り
お笑いコンビ・ピースの綾部祐二と又吉直樹が30日、都内で映画『猿の惑星:新世紀(ライジング)』の公開アフレコイベントを行った。日本語吹き替え声優に初挑戦した二人は「想像している以上に難しかった(綾部)」「二言やったけど、(吹き替え声優の世界は)こういう世界なんやって痛感した(又吉)」とそれぞれに感想を述べた。
本作は、SF映画『猿の惑星』の前日譚(たん)を描くシリーズ第2弾。猿のシーザーが仲間を率いて人類への反乱を起こした前作から10年後の世界を描く。映画については二人とも絶賛で、「とにかくアクションがすごい。ストーリーも毎回深いし、映像もすごい。映画に出てくるコーネリアスという奥さまザルもすてきでした」と綾部。又吉は「僕は干支が猿。猿に共感して見ていました」と人間と対峙(たいじ)する猿側に肩入れしていたことを明かした。
吹き替え版では綾部は本作で猿と戦う人間マクベイの声を、又吉は「警察官1」の声を担当するが、本格的だった綾部の役に対して、又吉はセリフが二言だったともこぼし、「警察官1といっても主役級の警察官1」と強がりつつも「本当は猿をやりたかった」と不満顔。
対照的に綾部は「これを機にアフレコの仕事にもっと挑戦してみたい」と吹き替え声優の仕事に手応えを感じたようで、「誰の声を担当してみたいか」と問われると「ブラッド・ピットをやれたら最高ですね」とコメント。又吉ら周囲に乗せられるようにして「奥さん、もしよかったらお茶行きませんか?」とブラピの声マネも披露していた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『猿の惑星:新世紀(ライジング)』は9月19日より全国公開