「庵野秀明の世界」特集上映が東京国際映画祭で開催!学生時代の貴重な作品も
10月に開催される第27回東京国際映画祭で、「エヴァンゲリオン」シリーズや「ふしぎの海のナディア」などで知られる庵野秀明監督の特集上映「庵野秀明の世界」が開催されることが決定した。庵野監督作品の大規模な特集上映はこれが初めてとなる。
過去にも『式日-SHIKI-JITSU-』が第13回(2000年)のコンペティション部門で最優秀芸術貢献賞を受賞、『ラブ&ポップ』が第20回(2007年)の特別企画「映画が見た東京」で上映されるなど、同映画祭にゆかりのある庵野監督。
詳しい上映作品については、8月に行われる映画祭の記者会見にて発表されることになっているが、これまでのテレビアニメ・劇場公開作品に加え、庵野監督が学生時代に自主制作した貴重な短編・CM・PV等を含む約50作品の上映を予定している。
なお、今年の東京国際映画祭はメイン会場の六本木ヒルズほか、3月にオープンしたTOHOシネマズ日本橋、そして日本の伝統の発信地である歌舞伎座にもエリアを拡大。国内外の幅広い作品群の中でも特に、日本が誇るアニメーションに注力したラインナップを展開し、世界に発信していくという。(編集部・中山雄一朗)
第27回東京国際映画祭は10月23日から31日まで開催